2026年度リクルートスカラシップ スポーツ部門 募集要項
奨学金制度「リクルートスカラシップ」とは
株式会社リクルート創業10周年の際に「社会への貢献」を目的に検討され、「リーダーシップのある人・向学心旺盛な人・将来何かやりそうな人」を応援するため1971年に創設されました。現在は、音楽、スポーツ、アート、学術の分野において世界に挑戦し、ずば抜けた活躍をしそうな日本の若者を応援しています。
リクルートスカラシップ スポーツ部門について
プロ/アマチュア問わず、スポーツ競技で世界のトップを目指し、国内外の教育機関で研鑽を積む24歳以下の学生アスリートを対象とした返済不要の給付型奨学金です。世界のトップを目指すために必要な研鑽にかかる費用や海外留学支援を通じて、アスリートとして世界でずば抜けた活躍を志す人材を応援します。
奨学金の支給期間と支給金額
1.支給期間:2026年4月 ~ 2028年3月(2年間)
・返済不要の給付型奨学金です。
・日本国内または海外の教育機関に在籍している期間中、奨学金を支給します。
・上記支給期間後も、2年ごとに実施する審査を通過した方には、日本国内または海外の教育機関に在籍中において奨学金を支給します。
例)2027年秋に実施する更新審査を通過すると、引き続き2028年4月~2030年3月まで奨学金を受給することができます。
・上記期間に関わらず、27歳になる年度末(3月)までの支給となります。
・休学中は支給が停止し、期間中でも卒業した場合は卒業月までの支給とします。
・卒業後の進路、就職先についての条件はありません。
2.支給金額:世界転戦、海外留学のための費用(月額) ※カテゴリーA・B共通
- ドル :月額 2,700
- 円 :月額 300,000
※高校生以下の方で、特筆すべき実績とポテンシャルがあると認められた方は、海外留学を前提に研鑽を積む場合に限り、特別奨学生として採用することがあります。
ドル :年間上限95,000
※在籍する教育機関の現地通貨にて支給します。
※上記通貨以外の国へ留学する場合、財団の定める現地通貨額にて支給します。
※世界で研鑽を積むための奨学金のため国内での転戦、遠征費用のみを使途とした応募はできません。
※当財団からの奨学金と重複して、他の奨学金を受けられても差し支えありません。
<注意事項>
・企業とスポンサーもしくは所属等の契約をされている方は、事前に財団へその旨を報告していただきます。
・奨学生として採用された場合、スポンサー・所属企業にその旨を報告し、自身が連絡窓口となっていただきます(財団事務局が直接スポンサー・所属企業と連絡を取ることはありません)。
・対外的(HP・SNS、大会出場時、インタビュー等)に自己のプロフィールを公表する場合には、財団の奨学生であることを明記していただきます。
応募資格
応募資格について不明な点がある場合は、必ず「よくあるご質問」をご確認ください。
【以下のカテゴリーのどちらかに1つにご応募が可能です】
カテゴリーA | 奨学金受給期間中にオリンピック出場とメダル獲得を目指す方。 |
---|---|
カテゴリーB | 世界のプロリーグ/プロツアーでの活躍を最終目標とし、奨学金受給期間中に同世代日本人最上位の実績をあげることが見込まれる方。 |
以下のすべてを満たす必要があります。
- 世界トップレベルで活躍する強い意志を持つこと。
- 以下の競技実績を有すること。
個人競技:日本または居住国で同世代トップレベル(同世代代表、全国大会ベスト4相当)、かつ国際大会で特筆すべき成果がある。
団体競技:日本または居住国の年代別代表で、強豪国トップチームでの活躍が見込まれる。 - 推薦状を提出できること。
カテゴリーA:中央競技団体(NF)からの推薦状(必須・1通)+所属先からの推薦状(任意・1通) ※提出は合計で最大2通まで
カテゴリーB:中央競技団体(NF)、所属先のいずれか、または両方からの推薦状 ※提出は合計で最大2通まで - 2026年4月1日時点で24歳以下であること。
※年齢下限はありませんが、自身で応募フォームへの入力や面接対応ができる方に限ります。採用後はご本人が直接財団とやり取りを行っていただきます(原則、保護者やマネジメント会社を窓口にできません)。 - 国籍について
カテゴリーA:日本国籍を有する方
カテゴリーB:日本国籍を有する、または日本で教育を受けたことがある方。 ※国籍・居住地は問いませんが、書類提出および面接は日本語で実施します。 - 日本国内または海外の教育機関に在籍中、または進学予定であること。
- 他の企業や団体から受け取る助成金、スポンサー契約金、所属契約金などの金額は、1社または1団体あたり、当財団からの年間支給総額を超えないこと。
対象校
指定なし
採用人数
最大10名
応募方法・スケジュール
- STEP01
-
当財団HPよりWEBエントリー
2025年9月15日~2025年11月17日23:59(日本時間)
- STEP02
-
書類選考通過者へメールにて通知
- STEP03
-
最終選考会(面接)
最終選考会(面接)
2026年1月26日または27日のいずれか1日で1人30分程度
※面接日時は当財団より指定してご連絡します。
※オンラインにて実施
- STEP04
-
採否の結果
2026年2月15日頃までに、当財団より本人宛にメールで通知します。
選考委員

公益財団法人日本オリンピック委員会副会長/公益財団法人日本バスケットボール協会代表理事
三屋 裕子Yuko Mitsuya
福井県出身。1979年全日本入り。1981年日立入社。ロサンゼルス五輪で銅メダル獲得。2010年株式会社サイファ代表取締役。2016年公益財団法人日本バスケットボール協会代表理事。2018年株式会社SORA(現・株式会社PIT)代表取締役。2021年公益財団法人日本オリンピック委員会副会長。2024年江副記念リクルート財団スポーツ部門選考委員就任。

日本バドミントン協会会長/日本プロサッカーリーグ第5代チェアマン
村井 満Mitsuru Murai
埼玉県出身。1983年日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社。本社執行役員兼リクルートエイブリック(現リクルート)代表取締役社長を経て2011年RGF Hong Kong Limited(香港法人)社長(2013年兼会長)。2014年~2022年 第5代Jリーグチェアマン。2023年日本バドミントン協会会長。2015年江副記念リクルート財団スポーツ部門選考委員就任。

公益財団法人日本オリンピック委員会専務理事/国際オリンピック委員会アスリート委員/国際フェンシング連盟理事
太田 雄貴Yuki Ota
滋賀県出身。2008年 北京オリンピック 個人銀メダル。2012年 ロンドンオリンピック 団体銀メダル。2015年 フェンシング世界選手権 個人金メダル。2017年公益社団法人 日本フェンシング協会会長。2018年 国際フェンシング連盟 副会長。2021年 日本人3人目となるIOC委員(選手委員としては日本人初)。2021年12月国際フェンシング連盟 理事。2025年公益財団法人日本オリンピック委員会 専務理事。2022年江副記念リクルート財団スポーツ部門選考委員就任。

日本水泳連盟アスリート委員/日本サーフィン連盟理事
松田 丈志Takeshi Matsuda
宮崎県出身。競泳日本代表として数多くの世界大会に出場。オリンピックではアテネ大会より4大会連続出場し銀、銅合わせて4つのメダルを獲得。リオ大会後、28年の競技活動から引退。現在はスポーツの普及活動に力を入れ日本オリンピック委員会アスリート委員長の他、日本水泳連盟アスリート委員、日本サーフィン連盟理事、日本アンチドーピング機構アスリート委員などを務めている。また、スポーツジャーナリストとしても活動。2024年江副記念リクルート財団スポーツ部門選考委員就任。

元プロテニスプレーヤー/日本テニス協会アスリート委員会副委員長
土居 美咲Misaki Doi
千葉県出身。2008年17才でプロ転向。2010年全日本テニス選手権 単優勝、全仏オープン初出場。2015年ルクセンブルクオープン 単優勝。2016年リオデジャネイロオリンピック単2R、ウインブルドン単16強。2019年スウェーデンオープン単複優勝。JTA日本ランキングシングルス最高1位。WTA世界ランキングシングルス最高30位。日本テニス協会アスリート委員会副委員長。2024年江副記念リクルート財団スポーツ部門選考委員就任。
よくあるご質問
- Q.応募申込書の写真の様式やサイズの指定はありますか?
- 様式に指定はございません。また、応募フォームに添付できるサイズなら問題ありません。
- Q.次年度の募集はありますか?
- 継続していくことを前提とした制度となっております。ただし応募要項については一部変更となる可能性があります。
- Q.過去に不合格となった場合でも、再度応募をすることはできますか?
- 応募資格を満たしていれば何度でもご応募いただけます。また、再応募が選考に不利になることはありません。但し、募集要項は変更となる可能性があります。
- Q.奨学金の振込はいつになりますか?
- 毎月25日から月末までにご本人名義の銀行口座に当月分を振り込みます。
- Q.「スカラシップレポート」とはどのようなものですか?
- 毎月1回、現在の活動状況や今後の予定をまとめたレポートを提出していただきます。なお「スカラシップレポート」は財団ホームページ等に掲載をする可能性があります。予めご了承ください。
- Q.期間中でも奨学金が停止することはありますか?
- 奨学生が下記事項に該当する場合は奨学金給付を停止、廃止または返納を求めることがあります。
(1)奨学生が学生としての身分を失ったとき
(2)活動レポートを2か月間連続して無断で提出締切日までに提出しなかったとき
(3)当財団が提示する学業成績・成果基準を満たさなかったとき
(4)当財団への提出書類に虚偽の記載をしたとき(虚偽の説明も含む)
(5)奨学生が企業と所属契約を締結し、活動費用の給付を受けるとき
(6)奨学生が休学もしくは留年したとき
(7)奨学生が退学・停学などの処分を受けたとき
(8)奨学生が刑事事件により公訴提起を受けたとき
(9)奨学生が事務局からの指示または所定の手続きにつき正当な理由なく拒絶または怠ったとき
(10)前各号のほか、奨学生が奨学金受領者として適当でないと理事会が判断したとき
- Q.応募後、記載を忘れた項目があるのですが、追加をお願いできますか?
- 応募後、基本情報(住所、電話番号、メールアドレス)以外は変更ができかねます。
- Q.バレエは対象になりますか?
- なりません。競技種目のみ応募可能です。
- 語学学校に通っていますが、応募は可能ですか?
- 原則、国内外の中学校から大学に相当する教育機関に在籍する方に対する応募を想定しています。
- 1競技団体(NF)あたりの推薦者に上限はありますか?
- 上限はありません。何人ご推薦いただいても問題ございません。
応募手続き
※応募に際し不明点があった場合は、「よくあるご質問」をご覧ください。
所属カテゴリー | ご自身の状況 |
---|---|
カテゴリーA | 対象者:奨学金受給期間中に、オリンピックに出場しメダル獲得を目指す方 |
カテゴリーB | 対象者:世界のプロリーグ/プロツアーでの活躍を最終目標とし、奨学金受給期間中に同世代日本人最上位の実績をあげることが見込まれる方 |
対象者:奨学金受給期間中に、オリンピックに出場しメダル獲得を目指す方
(1)氏名、生年月日、連絡先、写真、住所、現在の学籍、学歴
(2)2023年以降の競技成績
(3)これまで指導を受けたコーチ、所属チーム
(4)2026年4月以降に進学する方は進学先、もしくは受験予定校(3校まで)
(5)(留学する方のみ)直近で在籍している学校の成績表
(6)現在のスポンサー企業(もしくは候補)、所属契約、及び契約金額
(7)本奨学金を活用し、どのように海外で研鑽を積みたいと考えていますか?(500文字以内)
(8)2026年の目標と研鑽計画、克服すべき課題(300字以内)
(9)2027年の目標・計画(300字以内)
(10)これまでどのように困難を乗り越えてきたか (500文字以内)
(11)中央競技団体(NF)からの推薦状(必須・1通)+所属先からの推薦状(任意・1通) ※提出は合計で最大2通まで
当財団の指定の書式へ直接入力のうえ、PDF形式でご提出ください。
→書式ダウンロード
※推薦書が応募者本人に開示されない場合は、
推薦者が当財団「info@recruit-foundation.org」まで
直接メールで提出することも可能です。
対象者:世界のプロリーグ/プロツアーでの活躍を最終目標とし、奨学金受給期間中に同世代日本人最上位の実績をあげることが見込まれる方
(1)氏名、生年月日、連絡先、写真、住所、現在の学籍、学歴
(2)2023年以降の競技成績
(3)これまで指導を受けたコーチ、所属チーム
(4)2026年4月以降に進学する方は進学先、もしくは受験予定校(3校まで)
(5)(留学する方のみ)直近で在籍している学校の成績表
(6)現在のスポンサー企業(もしくは候補)、所属契約、及び契約金額
(7)本奨学金を活用し、どのように海外で研鑽を積みたいと考えていますか?(500文字以内)
(8)2026年の目標と研鑽計画、克服すべき課題(300字以内)
(9)2027年の目標・計画(300字以内)
(10)これまでどのように困難を乗り越えてきたか (500文字以内)
(11)中央競技団体(NF)、所属先のいずれか、または両方からの推薦状 ※提出は合計で最大2通まで
当財団の指定の書式へ直接入力のうえ、PDF形式でご提出ください。
→書式ダウンロード
※推薦書が応募者本人に開示されない場合は、
推薦者が当財団「info@recruit-foundation.org」まで
直接メールで提出することも可能です。