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奨学生活動レポート

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2018.04
福島 史帆実 Shihomi Fukushima
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3月24日、私は法政大学を卒業しました。
フェンシングを始めて7年、大学でフェンシングを続けるために福岡から上京して4年が経ちますが一つの区切りを迎える事ができ感慨深いものがあります。

大学入学当初の練習拠点は強豪校である法政大学のフェンシング部でしたが国内でのランキングを上げる事で日本代表選手が揃っているナショナルトレーニングセンターでの練習に参加できるようになりました。
練習はフェンシング競技のファイティングと呼ばれる基本練習などの他にランニングやフィジカルトレーニング、そして陸上トラックでの走り込みや球技などパフォーマンス向上のため様々な内容となっています。

1日の練習は午前3時間、午後から3時間の2部練習で合計6時間行っています。
練習拠点を大学からナショナルトレーニングセンターに移してからは、各段に練習時間が増え体がついていかなかったり、先輩方が強くて練習ですら勝つことが出来ずにメンタル的にもきつい日々を過ごしましたが、ここでの練習が大きな刺激になり勝つために必要な知識や技術、精神力を習得する事ができました。
大学3年以降はシニアのカテゴリーで海外でのワールドカップ、グランプリ大会に出場し世界ランキングを上げるべく転戦しております。
昨年は世界選手権の出場を果たし、個人で7位、団体では4位の成績を収める事ができ大きな自信となりました。

大学在学中は海外遠征が続き学業との両立に苦戦した場面もありましたが、先輩方や仲間に助けてもらい苦しい中にも充実した日々を送る事ができました。
卒業後は企業に所属して競技を続けていきます。今後は2020年東京オリンピック金メダルの獲得を目指し、皆様に感動を与える事ができるよう社会人アスリートとして努力致します。

福島 史帆実 Shihomi Fukushima
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