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奨学生活動レポート

academic

2019.08
岡西 眞友子 Mayuko Okanishi

イギリス、ロンドン中心部にあるKing’s College LondonのDepartment of War Studies(戦争学部)に在籍し、International Relations(国際関係学)を勉強しております。同大学ではファウンデーションコースで一年、学部で一年を過ごし、学生としては三年目、学部生としては二年目を迎えようとしています。

一年目は大学寮に入り、二年目からは自分で探して契約したシェアハウスで暮らしております。 一年目の寮はロンドンオリンピックの選手村を再利用した建物でした。10人で一つのフラットに住みキッチンをシェアする形式で、登校前のお弁当を作っている間に次々と人がやってきたり、晩御飯をそれぞれ作りあったり、アイスを買ってきて映画を観たりと毎日何かしらが起こる日々でした。それぞれ学部も国籍も違う学生で集まり、またその寮生の友人達とも交流を日常的に持つことは刺激が多く、楽しかったです。 大学寮で過ごした一年は楽しかったものの家賃が割高で、一年毎に抽選で寮が変わる為治安の悪い地域の寮にあたる可能性もあり収容人数が多い分問題も多く騒がしく、落ち着いて勉強できる環境ではなかったので二年目からは自分で探した落ち着いて長く安く住めるシェアハウスに住むことにしました。

一年目の寮でのフラットメイトとのサンクスギビングパーティー

二年目に入ったシェアハウスでは二、三人の同居人や仕事を引退した大家さんとおすすめの散歩道や美味しいお店を教えてもらうなどのコミュニケーションを取りつつ過ごしており、心に余裕が出来て勉強に集中できる環境になったと思います。また、一年目に住んでいた寮のある開発の進んだ地域よりも、規模は小さいながらも子供たちの登下校や地元の人の生活で活気のある今の地域の方が、居心地が良く気に入っています。

家を出ると2分の1の確率でいる上階の住人の飼い猫

大学の授業は毎週レクチャー(講義)とセミナー(グループディスカッション)のセットであります。基本的には予習でリーディングをし、レクチャーでそれぞれの教授の見解を聞き、自分で調べものをしてセミナーに臨むという形式です。リーディングにかなりの時間がかかるため、図書館と家に籠ることの多い生活を送っています。私の学科では日本で生まれ育った日本人が自分のみであるため、日本の情報を議論の場に持っていこうと積極的に調べるようにしています。この九月から“War and Strategy in East Asia”の授業が始まります。この授業では私が留学を志すきっかけとなったPatalano教授にレクチャーとセミナー両方で担当していただけることとなったので、議論をつくり深められるよう精進を重ねたいと思います。また、学部三年の卒業論文と地域研究の“Japan and East Asian Security”が待ち遠しいです。

図書館は夜遅くまで開いており、ナイトバスで帰ることもある

周りの学生は第一言語が英語である学生ばかりで、言葉を使って常に情報を取得し、書き、議論することが必須のこの環境では、ディスアドバンテージを感じることがとても多いです。しかし、自分が望んで飛び込んだこの環境でしか学べないこと、体験できないことがあり、それにより成長できる自分がはっきりと感じられる環境であると思っています。留学生活も折り返し地点に来ており、自分が楽しみにしていた授業の数々が漸く始まります。このような形で渡英し自分の学びたいことを学べる機会を得たこと、そして将来の夢に繋げられる現在の環境に深く感謝して、これからの二年間も精一杯頑張りたいと思います。