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奨学生活動レポート

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2020.01
鈴木 義弘 Yoshihiro Suzuki

早稲田大学に進学しもうすぐ一年が経とうとしています。この一年は私の人生の中でも最も濃い一年であり時の流れがとても早く感じています。

4月に早稲田大学スポーツ科学部に進学し、高校生までの環境とは一変しいろいろなことに慣れるまで時間がかかりました。スポーツ科学部には全国からトップアスリートが集まり日々熱心に勉学に励み、授業後にはキャンパス内のトレーニングルームでそれぞれの目標に向けて日々汗を流しています。そういった環境で生活する中で自分と同じような境遇の人たちと出会い、目標は違えどもお互いに「負けてたまるか」と切磋琢磨しあえる環境にいることをとても幸せに感じています。

私はセーリング競技を地元山口県の光市で6歳から本格的に始めました。私が所属していたクラブにはリクルート奨学生の先輩である小泉維吹さんを始めとする多くの優秀な選手が所属しており今思うととても恵まれた環境でセーリング競技を始めることができました。小学5年生で初めて世界選手権に参加して以来、約9年間日本代表として世界中を飛び回り活動してまいりました。

現在私はオリンピック種目であるレーザー級と言う一人乗りの種目で活動しています。オリンピックを意識し始めたのは高校一年生の冬でした。国体を二連覇しJOCからオリンピック強化指定選手の認定証を頂き、証書に書かれていた五輪マークを見た時にオリンピックの舞台で金メダルを取りたいと強く思ったのを今でも鮮明に覚えいます。その時から海外での経験を増やすためにオーストラリアやヨーロッパなどの国へ行き、オリンピックという明確な目標にむけ活動してまいりました。2017年にはユース世界選手権で6位に入賞し、より世界の頂点を意識するようになりました。

現在は国内では神奈川県の江ノ島での海上トレーニングと東京の赤羽にあるナショナルトレーニングセンターでフィジカル強化に取り組んでいます。海外でのトレーニングはクロアチアの五輪メダリストが所属するオリンピックチームと共にトレーニングに取り組んでいます。活動していく中でクロアチアチームから学ぶことはとても多く、セーリングスキルはもちろんのことながら生活面や競技に対する姿勢は見習わなければなりません。目指すべき姿を日々目にしながら生活できることはとても恵まれているなと感じています。

今年はオリンピックの前年で代表選考に真っ只中です。計2回ある内の第一回目は選考ポイントを獲得することができず悔しい思いをしたので2020年の2月に行われる最終選考では東京オリンピックに出場するという強い気持ちを持って戦い抜きたいと思います。こうしたチャレンジができることに感謝の気持ちを忘れずこれからも世界を舞台に戦っていきたいと思います。ご声援のほど宜しくお願い致します。