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奨学生活動レポート

academic

2020.09
サリバン ジェーク パトリック Sullivan Jake Patrick

航空宇宙工学を学ぶためトロント大学への進学を決意し、2年が経とうとしています。

私が在籍している工学科学科は基礎と専攻をそれぞれ2年ずつに分けているため、今まで広い範囲の授業を取ってきました。専攻は人工知能、生物工学、金融工学など新しい分野や少し変わった分野があるため、様々な興味を持っているクラスメイトと接する機会の多い2年でした。基礎の授業を取っているうちに専攻を変える人は多数いますが、私は入学時と変わらず航空宇宙工学を学んでいく予定です。

卒業にも使われる大学を代表する講堂

大学の航空宇宙デザインチームを通して、入学時から小型人工衛星の開発に携わっています。自分の作業の内容は主に軌道のシミュレーションなどを含めた姿勢制御です。デザインチーム創設以来始めての打ち上げが今年か来年に行われる予定です。これまでの努力の成果を無駄にしたくないため、緊張感が続いています。今後は地球観測用のペイロードを搭載した人工衛生の開発を始めていく予定です。

授業外では他にグラップリングやハッカソンなどに時間をかけています。週末に48時間ハッカソンを続けることは未だに全然慣れませんが、気持ちの転換に役立っています。また、今年から人間型ロボットサッカーのデザインチームにも力を注いでいます。

トロントは多彩な文化が集まっており、街中を歩いているだけで様々な発見があります。最近は自分のアパートの近くに看板から横断歩道まですべてに虹色に塗られている交差点を見つけました。周りの雰囲気から人々の個性がはっきり伝わることに好感を抱いています。

学部の最も新しい建物

この夏は大学のプログラムを通してドイツの大学の制御装置の研究に携わっています。研究の内容は磁性流体を活用した姿勢制御装置の開発です。作業はすべて遠隔で行っているのですぐに質問できないことに難しさを感じることはありますが、自分で解決策を見つけることが簡単になっていくように感じています。将来的にはこの経験やデザインチームでの経験などを活かして宇宙機の姿勢制御の研究に貢献したいと考えています。

今から2年前、宇宙開発を通して国際的な協力関係を築けるポテンシャルに憧れて航空宇宙工学の専攻を決意しました。大学生活が始まってから様々な経験を通して、その気持ちはさらに強くなっています。その中で、今までたくさんの方々からの支援に恵まれてきました。2年後に同じように人を支えることのできるエンジニアになるため、精一杯努力していきます。