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2022年度リクルートスカラシップ スポーツ部門 新奨学金制度発足のお知らせ

世界での活躍を目指す学生アスリート向け 最大1000万円支給

当財団では、2014年より「東京オリンピックでのメダル獲得」を目指す学生の支援を開始し、2021年度を含めこれまでに51名の学生アスリートを応援して参りました。2022年度からは、当財団全体の支援対象である「世界でずば抜けた活躍を目指す日本の若者」を応援すべく、これまでの奨学金制度を継続しつつ、新たに中学/高校からの留学資金をサポートする奨学金制度を合わせて立ち上げることとなりました。

  1. 応募対象者
    1997年4月1日以降に生まれた方で、プロ/アマチュア問わず、スポーツ競技で世界のトップを目指す学生(日本国籍、または日本の教育を受けた外国籍の方)

  2. 奨学金の支給期間
    2022年4月~2024年3月(支給期間を2年間に変更、希望者には2年ごとに更新審査あり)
    ※上記期間に関わらず、27歳になる年度末(3月)までの支給となります。

  3. 奨学金の金額
    A.世界転戦、海外留学、海外に拠点をもつ費用:月額30万円
    ※目的に合致していれば費目は問いません。
    ※国内での転戦、遠征費用のみを使途とした応募はできません。
    ※これまでの制度を継続、金額は月額25万円から月額30万円へ増額となりました。

    B.【新設】中学・高校留学にかかる費用:年間1000万円上限
    ※主にアメリカの中学・高校への留学を志し、その後アメリカのスポーツ強豪大学への進学、もしくはプロリーグでの活躍を目指す方の支援を想定しています。
    ※支援内容は進学先から請求される学費と年1回の渡航費(実費)とし、支給額は当財団の規程に基づき決定します。
    ※支援対象者は学校指定の寮に入寮することを前提とし、学費には寮費・食費等も含みます。

  1. 今後のスケジュール
    2021年11月1日~12月19日 エントリー受付期間
    2022年1月中旬~2月上旬  書類選考通過者のみ面接審査

【財団卒業生でNBAワシントンウィザーズ 八村 塁さんからのコメント】
江副記念リクルート財団スポーツ部門45回卒業生の八村 塁です。
僕は高校卒業後、ゴンザガ大学への進学を決意しアメリカへ留学しました。留学時は、江副記念リクルート財団の奨学金をいただけたことで、バスケに集中して学生生活を送ることができました。留学を通じて言語や文化、バスケのスキルは勿論のこと、自分がどれだけバスケに対する想いを持っているのかなど、想像以上に多くのことを学び、この経験は大きな財産となっています。
世界で戦う強い想いと覚悟がある学生は是非チャレンジしてみて欲しいと思います。

梶原 悠未さん(東京2020オリンピック 自転車トラック女子オムニアム 銀メダリスト)からのコメント】
江副記念リクルート財団スポーツ部門第44・46回生で東京オリンピック特別助成対象の梶原 悠未です。
東京オリンピックまでは静岡・伊豆に拠点を移し、トレーニングを行ってきました。コロナ禍の前は、2週間から1カ月に1回は大会や海外遠征に出場し経験を積んできました。レース参戦や合宿などの遠征は移動や機材の運搬などにも高額な費用がかかりますが、江副記念リクルート財団の奨学金があることで妥協せず様々なことに挑戦することができたと思っています。
強い意志と目標を持っていれば、いろんな扉が開きます。是非一緒に未来に向けて挑戦していきましょう。


「世界に挑戦し、ずば抜けた活躍をしそうな日本の若者」を一緒に応援してください!

当財団は、奨学援助を通じて、世界での活躍を目指す才能ある若者を支援していくために、事業活動に賛同してくださる方々からの一般寄付金を募っております。皆さまからお預かりしました寄付金は、公益事業推進のために有効に活用させていただきます。詳しくは当財団HPをご覧ください。皆さまからの温かいご支援を宜しくお願いいたします。