2026/04/15

西矢 椛 卒業レポート

2026/04/15

西矢椛

西矢 椛 Momiji Nishiya

私の目標は、コンテストとストリートどちらでも活躍できるスケーターです。コンテストでの活躍はもちろんのこと、ストリートで活躍するためには海外でのパート撮影が必須になります。将来は海外に渡り、たくさんのスケーター達にとっての…

私はスポーツ部門の奨学生として、中学3年生になるタイミングから支援をしていただきました。自分の中では、SLSプロツアーやX Gamesなどの招待制のコンテストを転戦しながら、パリオリンピックに出場して連覇を目指すことを期待されていたのかなと、今振り返って感じています。

パリオリンピック選考のランキングに関しても2024年4月までは世界ランキング1位を維持することができていましたが、オリンピック予選シリーズ(OQS)というポイント配分の大きいラスト二戦で調子を崩してしまい、連覇どころか出場すら逃してしまいました。そこから気持ちを整理して前を向くまでには少し時間がかかりましたが、色々な人に応援してもらってるという感謝の気持ちと周りの支えがあったからこそ、次に向けて動き出すことができたと思っています。

adidasからのシグニチャーモデル発売のリリースイベント


また、2024年11月にはadidasと一緒に約3年間かけて海外で撮影してきた自身初のストリートパートを発表することができ、世界中の方から評価していただきました。さらに2025年12月にはデッキブランドREALからWELCOMEパートを発表し、2026年4月にはadidasから自身のシグネチャーシューズ「MOMIJIモデル」を発売することができました。こうした経験を通して、コンテストだけでなくストリートスケーターとしても少しずつ自分の名前を広げることができたのではないかと感じています。そして、競技だけにとどまらずさまざまな形で可能性を広げていくことが、世界中のガールズスケーターにとっての一つの選択肢や希望になれば嬉しいです。

初のストリートパート(MOMIJI)の試写会イベント


今後は大学には進学せず、スケートボードを職業として活動する選択をすることに決めました。そして、ここからアメリカのデッキブランドから自分のモデルを出して、名実ともにプロとして認められる存在になることが直近の大きな目標です。

専攻分野以外の面では、自分が置かれている状況を理解して、その中で求められていることや必要な力を考えながら伸ばしていくことができるようになったことは、自分の中での成長かなと思っています。

後輩の皆さんへ。私はまだ18歳で、大学に進学するわけでもないので、あまり偉そうなことは言えませんが、自分の信じた道を続けて努力していれば、必ず周りに支えてくれる人が現れると思っていますし、応援してくれる人のために頑張れると思います。そして、この江副記念リクルート財団がその大きな支えの一つになってくれたことは間違いなく、そうした環境があったからこそ今の自分があると感じています。

大阪学芸高校卒業

これからも「誰よりもスケートボードを楽しむこと」を大切に活動していきたいです。
好きなことだからこそ続けられると思うので、これからも自分らしく頑張っていきます。