トップページ > 奨学生活動レポート > 前田 妃奈 – 2020.01

奨学生活動レポート

music

2020.01
前田 妃奈 Hina Maeda

東京音楽大学付属高校に入学し高校生活も半分が過ぎました。寮生活にも東京での電車の乗り換えにも慣れてきました。学校の授業では、国語や数学、歴史などの普通科目に加え、音楽史や音楽理論、ソルフェージュなどの音楽科目やオーケストラの授業があり、毎日充実した日々を過ごさせて頂いています。

夏休みなど長期の休みの間は、霧島国際音楽祭、いしかわミュージックアカデミーなどのマスタークラスに参加し、様々な素晴らしい出会いを経験しています。

今年9月にはジョージア(グルジア)で開催されるTsinandali Festivalのマスタークラスへ参加してきました。初めて渡航する国でしたが、空港への送迎があり、期間中は敷地外へ出る必要がなかったので、初めての一人旅、少し緊張気味に行きました。空港へ着くとお迎えの方が来て下さっていたのですが、同乗者はおらず一人!?とますます不安に(後から聞いたのですが、アジア方面からの参加者がおらず、帰りも皆はマイクロバスでしたが、私は一人でした)、左ハンドルのプリウスに乗って2時間、途中から山道をガタガタと進んでいき、不安は最高潮になっていましたが、無事Tsinandaliのホテルへ連れて行ってくれました。広大な敷地の中には、もともと博物館、ワインの醸造所があり、この音楽祭のために大小のホールとホテルが二つ建設されていました。私の泊まったホテルは練習室もランドリーもあり何不自由なく2週間過ごすことが出来ました。

マスタークラスでは、グループレッスン、個人レッスン、メインのマルティン先生以外にもズッカーマンさん、指揮者、色々な楽器のプロの方に指導して頂く機会があり、最終日の演奏会のために室内楽も勉強しました。

レッスンの合間を縫って、初日からお昼と夜に行われるメインの音楽祭のコンサートも毎日聴きにいきました。ホテルとホールは歩いて10分ほど、カートも走っているのですが、私がホテルから出ると必ずホールまで送ってくれる犬たちと毎日歩いて通いました。シフ、ズッカーマン、ルノーカプソン、エドガーモロー、ユジャワンと豪華な出演者の演奏会に本当に毎日感動の連続でした。その中でも、リサ・バティアシュヴィリさんはジョージアの出身でもあり会場も出演者も一つになったチャイコフスキーの演奏に心を打たれました。充実した2週間、誘ってくれたトンプソンさん、まわりの方々に感謝し様々な経験を糧にこれからも頑張っていきたいと思います。