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2019年3月30日 第48回リクルートスカラシップ認定証・卒業記念品授与式での理事長挨拶

峰岸 真澄
理事長

 

当財団は、1971年に株式会社リクルートの社会貢献事業として設立されました。これまで47年で644名のスカラシップ生を輩出しています。

財団名称変更について
このたび、公益財団江副記念リクルート財団に名称変更しました。リクルートは「indeed」「タウンワーク」など人材を探している企業と仕事探しをする人をマッチングする情報サービスを提供しています。そしてこの人材分野で世界No1を目指しています。従業員は世界で4.5万人、60カ国でサービスを提供しており、月間2.5億人以上の人々にリクルートのサービスを利用いただいています。「リクルート」を名称に冠すことで、世界中で活躍するスカラシップ生のいる当財団の世界的な知名度をさらに向上させることができると考えます。

さらにリクルートから当財団に資金面、人材面をさらにいただくことで財団の運営を安定させることができます。そして、スカラシップ生の皆様に、より充実したサポートができるのではないかと考えています。そのためにリクルートとのコネクションを強めていける江副記念リクルート財団に名称を変更しました。

スカラシップ生の皆様へ
スカラシップ生の皆さんには世界でNo1を目指していただきたいと思います。私を含めてリクルートもビジネス分野で世界と競い、No1を目指しています。ともに世界を目指していきましょう。

そのためのポイントは3つほどあると考えています。

1つめはビジョン・ゴールについて時間軸を切って明確に設定することです。そのためにロールモデルやベンチマークを設定します。そして徹底的に分析、学習して、追いつき追い越すのです。

2つめは強み・個性を磨き続けることです。本当に誰にも負けない個性で勝つ、そのために研究を極める、発表を極める、パフォーマンスを極めていくことが必要と思っています。

3つめは休息です。一生懸命すぎて潰れていく方を何人も見てきました。本当に一流になる研究者、パフォーマーは自分のメンテナンスがしっかりできている方が最終的に勝ち残っていけると思います。適切な休息を取っていただきたいと思っています。

財団のスタッフ一堂心を込めて精一杯サポートさせていただきます。

これからの活躍を期待しています。

2019年3月30日
公益財団法人江副記念リクルート財団
理事長 峰岸 真澄