2019/02/04

大野 晴香 活動レポート

2019/02/04

大野晴香

大野 晴香 Haruka Ono

私は現在、臨床心理学の分野で “rumination”(反芻思考)に関する研究に携わっています。反芻思考とは、自身のネガティブな感情や症状について受動的かつ反復的に考えることを指しています。スワースモア大学で作成された反…

スワースモア大学に入学して5ヶ月が経ちました。大学はアメリカの東海岸にある都市、フィラデルフィアの郊外に位置しており、とても長閑で自然豊かです。

大学のメインビルディング。
この写真を撮った前日は大吹雪に襲われ、膝辺まで雪が積もりました。

学生の9割以上がキャンパス内の寮に住んでいます。私はAlice Paulという、女性活動家(スワースモア大学の卒業生)の名前が付いた寮で生活しています。私も私のルームメイトも様々な事について議論をするのが好きで、つい最近は「社会的地位の特権」について話し合いました。ちょっとしたことがきっかけで興味深い議論に展開し、気付いたら朝になっていた、ということはよくあります。

寮のベランダからの眺め。

学業に関しては授業進度がとても速いのに加え、日々課題が膨大に出されます。また、教授が一方的にレクチャーで教えられるような内容はリーディングで予習し、授業ではそれをもとにディスカッション形式で進められるので予習が欠かせません。

私の好きな勉強スポットはサイエンスセンターのカフェです。壁一面が窓になっているので開放的です。

サイエンスセンターのカフェ。普段から皆猛勉強しています。

また、天気が良い日は外で勉強することもあります。

ある建物の庭。

教育熱心な教授。切磋琢磨できる仲間。長閑なキャンパス。素晴らしい人や自然に囲まれながら勉強に集中できる幸せ。この幸せに代わりうるものはないと思います。