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成果報告|東京2020オリンピック

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2021.09
北口 榛花 Haruka Kitaguchi
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この度東京2020大会に出場し結果は12位でした。

予選で怪我をしてしまい決勝では思うような投擲ができませんでした。それでも57年ぶり(前回の東京大会)の決勝進出と新たに歴史を動かすことができたことはとても嬉しかったです。

メダルには届かず、残念な結果となりましたが、私にとってまだここは通過点、もっと成長すべきところがたくさんあると言われてるような気がしました。

この大会に参加して、まずは世界のトップ選手が自国に集まってきていること自体が不思議でした。そして、今回はコロナ禍というイレギュラーな形でしたので、ボランティアの皆さん、自衛隊や警察の方々、多くの方の支えがあり成り立っていることを、実際選手村で生活するにあたりより感じました。自分も開催国の参加者として海外選手が困っていたら助けたいと思うようになり、自国開催の五輪に参加したからこそ芽生えた気持ちだと思っています。

私はやり投げの本場は日本ではないと思ってからずっと定期的にヨーロッパに遠征に行っていました。

2019年からはチェコのコーチをパーソナルコーチとして活動するにあたって、環境を整えるには江副記念リクルート財団のご支援がなければ叶いませんでした。

陸上競技は国内でも完結できる種目ですが、視野を広げて海外に出てくる選手が増えるといいなと思います。その為に自分はこれからそうしたいと思う選手が出ても一つの参考になるよう、道を開拓し続けたいと思います。

最後になりましたが、いつも応援してくださる皆さまありがとうございます。

ほんの少しずつですが確実にステップアップしていきたいと思っています。

日本人でも投擲種目で世界と戦えるという姿を見せられるよう、努力して参りますので、これからもご声援よろしくお願いします。

北口 榛花 Haruka Kitaguchi
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