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奨学生活動レポート

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2020.02
グェン イェン バン マイ Nguyen Hien Ban Mai

ニューヨーク大学に入学して、今学期でもう二年目の後半に突入しました。マンハッタン区のダウンタウンを中心に、広範囲に施設が設けられている私の大学では、全世界から集まった多種多様な人たちで賑わうこの街自体がキャンパスとなっており、毎日刺激的な大学生活を送っています。

NYUメインキャンパス

NYUでは、授業の規模が様々で、生徒数が10人前後のセミナー式の授業もあれば、コンサートホールで600人以上の生徒が出席するレクチャー式のものもあります。私は現在ニューロサイエンスを専攻していて、授業数の過半数は専攻科目を履修しており、実験の授業なども受講しながら実践的な知識とスキルを学んでいます。それ以外にも、自身の学部(College of Arts and Science)必須のコアカリキュラムでは、哲学、芸術や英語ライティングなど、幅広い分野に触れられるような授業も同時に受けています。

リーダーシップを磨きたいという目標から、寮の生徒会役員になるなど、入学時から校内の課外活動に積極的に参加しました。そこでは、様々なバックグランドを持つ他の生徒と共に寮生活のQOL向上に向けて寮内のイベント企画と運営に携わりました。また、日本文化クラブなどの学生団体に入り、毎週団体内のメンバーが交流できる場を作ったり、全校の学生と職員に向けて日本の文化を紹介するイベントの企画や運営に携わったりするなど、特に大学内でのコミュニティー作りと維持に力を入れました。学生が安心して他の生徒と深い関わりを持てるようなコミュニティーは、生徒数が多いNYUだからこそ、重要性がとても高いと感じました。

桜祭り後、日本文化クラブのメンバーと

休み期間中は、勉強の合間のちょっとした息抜きとして、MetやMoMAをはじめとする有名な美術館や、興味分野の現代アートの展覧会に足を運んだり、アイコニックな観光地を巡ったりしています。

学校外の課外活動として、今自分が持っている能力で教育分野に何か貢献しながら、もっと将来の可能性を探したいという思いから、HLABという団体のサマースクール事業に携わりました。去年のサマースクールでは、自分の興味分野について、高校生に向けて独自のセミナーを行ったり、進路相談や自己内省を深める手助けなど、とても濃厚な体験をしました。現在は学生ボードの一員として、2020年の夏に向け、サマースクールの方針決めや大学生メンターの選考プロセスなど、オペレーション面から深く組織と関わっています。今後もこのような活動を通して、チームワークやコミュニケーションスキルなどを向上させたいと思っています。

NYUロンドンでの授業の一環で訪れたトラファルガー広場と国立美術館

また、今学期はNYUの強みであるグローバルプログラムを利用し、ロンドンキャンパスに留学しています。本キャンパスとは違い、ここでは全ての授業が小規模のクラスで行われるため、教授と深く関わる機会が圧倒的に多くなりました。リサーチ能力やプレゼンテーションスキルが鍛えられる課題が多く、授業の一環としてボタニカルガーデンへ遠征したり、美術館を訪問するなど、実際に地域と関わりながら学ぶことがここでは重要視されています。ロンドンという多様性に富んだ都市で、ニューヨークにいた時とはまた違う視点からダイバーシティとインクルージョンについて考えることができ、新鮮な毎日を送れています。このような環境の中で、自身の体験や気づきを自己内省し言語化することを忘れずに、今後も精進して参ります。